ござる乃座
昨日観に行ってきました。
せっかくなんで、感想など。
『通円』は初見。
ちょっと普段の狂言ぽくない演目。
すごく堅苦しく演じてるけど、要するに能『頼政』のパロディーなのだ。
そう思って見ると、おかしー。
通円(野村萬斎)のお茶を点てる様子もコミカルだし。
パンフレットに萬斎氏は、「この曲を演じながらトム・クルーズの『カクテル』を連想する」と書いてます。なるほどねぇー。
しかし、昔の人は、これがパロディーだってすぐわかってた訳で、かっこいーよな。
教養だ。
・‥…━━━☆
今回のござる乃座は、狂言の間に、舞囃子『頼政』が演じられたのだが、私が行った日は、喜多流の塩津哲生氏。
能もたまに観るのだが、いつも疑問に思うのは、地謡(舞台の右側に座ってるコーラス隊)の人々の覇気の無さ。
いや、中には一生懸命謡ってる方もいらっしゃるんだけどねぇ・・・。
まさか、わざとではあるまい。
素人目に見ても、いかがなものかと思いますねー。
その辺いくと、この日の方々は、観ていて気持ちが良かったです!
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