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2005年12月16日 (金)

『ライオンボーイ』

スピルバーグの“ドリームワークス”で映画化決定!
宮部みゆき女史、坂本龍一氏もコメントを寄せた本。
絵はFFで有名な天野喜孝氏。

ごめんなさい。目を引くようなこと書いちゃいました(^_^;)
注)でも事実です!

ちなみに、両氏のコメントは下のバナーからニュース欄へ・・・

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【追記】
映画化、ひょっとして立ち消えですかねぇ?
このバナー、PHP研究所のHPに以前はあったんですが、今('08/02)は無くなってます。
ニュースページに映画化のことも書いてあったと思うけど、それも。
あら?

・‥…━━━☆

全3巻で、1巻は去年の2月発売。
出たばかりの頃は、確か、渋谷辺りのホームにも、どデカイ天野氏による表紙ポスターが貼られたり、上記のお二人がコメントを寄せたりしていて、「うわ、おもしろそー」と思ってましたが、続きがあるということだったので、2巻が出てから買いました。

でも私が期待していたほど、世間では認知されてないみたいなんですよね~。
もうちょっと知られててもいいんじゃないかと思うんだけどなぁ・・・。
なので、今回は、ちょっと気合い入れて紹介します!(笑)
ちょっと長いけど(^_^;)

ライオンボーイ 消えた両親の謎 ライオンボーイ 消えた両親の謎

著者:天野 喜孝,ジズー・コーダー
販売元:PHP研究所
Amazon.co.jpで詳細を確認する

主人公のチャーリーは黒人の男の子。
読み始めて思ったんですけど、そういえば、今まで、あんまり無かったなぁと。

著者のジズー・コーダーとは、お母さんと10才のイザベルちゃん親子のこと。
お母さんは白人だけど、イザベルちゃんの肌は茶色。
そして、お話は、二人で築き上げていったとのこと。
なので、黒人が登場するのは、至って、ふつーのことなんです。

お話の中で、〈チャーリーは自分の茶色の肌が自慢だったし、満足していた〉とあったり、チャーリーの他にも何人か登場します。←自慢に思ってるって、なんかかわいー(^-^ )
ちょっと新鮮だったし、黒人を身近に感じたというか、そういうところも、なんか良かったです。

お話としては、何者かに連れ去られた両親を、チャーリー自身追われながらも、探し出すという冒険物語。
しかし、まだ小さいチャーリー(10才くらいですかね。イザベルちゃんと同い年かな?)に、そんなことが出来るのか??
チャーリーは、なんとネコ語が話せるんですね~。
なので、そこら中のネコが味方です。そして、ライオンさえも!

ところで、表題の『ライオンボーイ』とは、サーカスのライオン世話係のこと。
決して、ライオン人間のことではありません(;^_^ A フキフキ

そのサーカスとは、両親を追いかける最中、出くわします。
それが、ちょっとふつーのサーカスじゃありません。
ものすごく大きくて真っ赤な船の中にあります。
そして、魅力的な登場人物も、沢山ここで出てきます。
チャーリーと同い年くらいの子もいっぱい!
ちょこっと紹介すると、表紙(後ろになる部分)にブタの絵がありますが、これは“学識豊かなブタ”です(^-^ )←登場人物?

チャーリーは、このサーカスにもぐりこみ、ひょんなことから、ライオンボーイに抜擢されます。
そして、ライオンたちと一緒に行動するようになるんですね~。

両親はなぜ連れ去られたのか?という謎もありつつ、サーカス団の下りなど、わくわくしながら読めると思いますo(^-^)o

そして、天野氏の絵は表紙だけではなく、挿し絵もいっぱい!(中にはカラーも!)
天野氏の絵は独特で、ちょっとこわいとこもありますが、単純に綺麗でもあります。
こういう絵があるっていうのも、お子さんは楽しーと思います。

それに、この本は装丁も中身デザインも、とっても凝ってます。立派!
川上成夫さんによる仕事です。

余談ですが、ドラマ『今夜ひとりのベッドで』で、もっくん扮する明之は、装丁を生業としていて、モデルは川上成夫さんらしーのです(注・仕事内容のみね)。
明之の事務所には、手がけた本が飾られていたのですが、『ライオンボーイⅢ』視認しました!
ドラマの中で、仕事の仕方なんかがちょびっと出てきて、それは、ちょっと興味深かったです(^-^ ) →ドラマは脱落したけど・・・。

『ダレン・シャン』も装丁凝ってたけど、あれには、「こんなとこにお金かけるなら安くしてくれ」とか思っちゃった(^_^;)
なんでだろう??あまりに何冊もあったからだろうか?
それとも、中身に対する気持ちからだろうか??
→買っといて何だけど、あんまり評価してないの(;^_^ A フキフキ

閑話休題。。。

アフリカへ帰りたいというライオンたちと一緒に、サーカスを抜け出したチャーリーは、次にとっても頼りになりそうな人物に庇護されます。
Ⅰは、このちょっと安心するとこまで。

Ⅲまで続けて書こうかと思ったけど、あんまり長くなったので区切ります。

いつもは、ズラズラあらすじ書いてあると読む気がしなくなると思って、書かないんですけど、今回は随分長くなっちゃった(;^_^ A フキフキ

一応、あらすじばっかりじゃないつもりですけど・・・。
つーか、本人は一生懸命書いちゃったんですけど、誰もここまで読んでくれなかったりして・・・(がーん!)。
でも、読んでくれた人もいるかもしれないので、お礼も書いとこ。
お疲れさま。ありがとーm(._.)m 
続きも、後で書くので、お楽しみに!
(なぁんて、むなしーひとりごとだったり。。。)

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