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2006年2月17日 (金)

IMAホール狂言会

11日行って来ました。
『墨塗』(大名:野村万作)、
『寝音曲』(太郎冠者:野村萬斎)、
解説:石田幸雄。

この日の解説は、ちょっと変わってて装束の着付けでした。
やっぱり、最初からというのは問題があるので(^_^;)
最低限の物は着ての登場です(笑)。
モデルは『墨塗』の女役:深田博治。
着付けの解説というのは初めてだったので、いろいろ興味深かったです。
二人で前と後ろから付けていくとか、形を作るために、半纏のような綿入りの物を下に着ているとか。
(あんなの着てたら、夏は暑いですよね~。)
常々、女役の着物の裾が上がっているのは不思議でしたが、下を細くすることで、より女性らしさを出すとのこと。
納得しました。
美男鬘(びなんかづら)を頭に巻くのも実演されましたが、結構大変なんだなぁと思いました。
布かなり長いですしね。
着付けながら、石田さん解説してたのですが(本来は、ほとんど話さないとのこと)、観に来てらしたおばさま方が、「あぁ~」とか「ねぇ~」とか反応するのがおもしろかったです(くすっ)。

『寝音曲』
あらすじ:主(石田)に謡を所望された太郎冠者、しょっちゅう謡わされるのも嫌なので、酒を飲まなきゃ声が出ないとか、妻の膝枕じゃないと謡えないなどと言う。
しかし、どうしても聞きたい主、自ら酒を持ってきたり、膝枕もしてやったり(笑)。

狂言の膝枕は、実際とはちょっと違います(参考:下の写真)。
石田さんの解説でも言ってましたが、あんな体勢で謡うのは大変。
しかし萬斎さん、良く通る声で (^^)b
ほんと、謡も聴き入っちゃいますね。
膝枕で謡ってる太郎冠者に主、試しに手の平を上げてみます。
すると、声が裏返る太郎冠者。
(シャウト?昔とった杵柄か?(笑)。
【Book】 野村萬斎 / 狂言サイボーグ 』より)。
無表情で、手の平を上げる主、かなりおかしかったです(=^^=)
そうして何度もやってるうちに、膝枕してないのに、うまく謡ったりと、逆に(^_^;)

調子付いてきた太郎冠者、最後には「海士(あま)玉ノ段」を謡って舞います。
これ、『歌行燈』の事もあって、個人的に楽しみにしてました。
※関連ページ:『歌行燈・高野聖』
太郎冠者、楽しそうに舞っちゃってましたが(^_^;)
観られて良かったです(^-^ )

この日の萬斎太郎冠者は、肩衣も半袴も青系で、とってもさわやかな色の組み合わせでした。

すっかり狂言慣れして、日常でも「やぁ?」とか言ってしまったりする今日この頃(笑)。

萬斎でござる (朝日文庫)

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コメント

寝音曲の太郎はねぇ、自分で、横になり、自分で起きあがるんです(主人が手のひらをあげるようにみえますが、太郎が主導権を握ってます。)ついつい、今は、声でない方だっけ、などと迷いました(稽古中)(^^;)
胴着っていいまして、さらにそのうえにざぶとんを置きますが、あれ暑いですよ、夏の炎天下で外でやってると、私2kgはやせてました。でも、ビール飲んで回復してましたが(^^)

投稿: 悠 | 2006年2月17日 (金) 18時31分

あー、そうでしたか!太郎冠者、興がのってきちゃったということですね(笑)。見てるだけだと、主がやってるのかと思っちゃいますが。

投稿: しずく→悠さん | 2006年2月18日 (土) 13時37分

書き方が紛らわしかったです。客には、主人が、「太郎を寝かしたり、起こしたりする」ようにみえなきゃいけないんですが、実は、舞台の上の二人では、太郎が自分で起きたり、寝たりしてますねん。
ちょうど、狂言で、主が太郎の手をもって、振り回している、(でも、演じてる方では、振り回されている方が、動いてて、主は、手を添えて、振り回しているように見えるようにしてる)ってのが、あります。

投稿: 悠 | 2006年2月19日 (日) 14時48分

悠さん、何度もありがとうございます(^_^;)
やっぱ、見たまんまで良かったんですね(笑)。

投稿: しずく→悠さん | 2006年2月19日 (日) 17時01分

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