世界ふしぎ発見!「地球4大極地を行く 感動!子供激闘SP」
しかし、すごいタイトルだなぁ(^_^;)
4つの国の子供たちが紹介されましたが、特に興味深かった「サハラ砂漠 遊牧に生きる少年」だけ。
サハラ砂漠の西の端にあるモーリタニアという国。
首都ヌアクショットから500キロ。
車で10時間以上走らせて、やっと到着するところ。
ここに、1965年、宇宙衛星ジェミニ4号(米)の飛行士によって発見されたという、同心円状の地形“サハラの目”があります。
円の直径は40キロ。
地上からでは大きすぎて、ちょっとわからないはずですよね。
でも不思議なことに、昔からここは「ゲベル(=鳥の翼)リチャット(=中心)」と呼ばれていたそうです。
鳥が広げた翼の中心という意味。
世界中の人々が何かを探し求めてやってくる場所と先祖から言い伝えられていたそうです。
空からじゃないと、どんな地形かなんてわからないはずなのに、すごいなぁ!
写真を見てその言い伝えを確認し、大切なこの土地を守るため、ジェイ家の人たちは、この中心に住むことにしたそうです。
また、このお父さんが、渋かっこいー!
町から遠く離れているし、いろんな事において、お父さんは息子の師です。
遊牧に関しても、息子に多くを言い過ぎず、正解に導きます。
そうそう!
コーランを教えるのには、乾いた板に水で字を書いてました。
なるほどね~。
息子のセリムくん(12歳)は、家族の大事な命綱であるヤギの管理を勉強中です。
砂漠とはいえ、石もゴロゴロ。
そんなところで裸足!
(痛かったり、熱かったりするよなぁ。)
きっと、目もすごくいいんだろうなぁ。
なにしろ広大な場所なので、ヤギがどこにいるかの確認とか。
そして、すごい健脚そう!(移動手段は歩きだけだろうし)
あと、ヤギの足跡って言ってたけど、乾いてる土地で、はっきり残らないのに!
(慣れか?)
いちばん近くのオアシスでさえ、20キロ離れてるようなところ。
不便なことも多いだろうに、強く生きてる。
尊敬します。
※『世界ふしぎ発見!』公式HPで“サハラの目”の地図が見られます(こちら)。
地球のどこかの秘境から!? 不思議を求めて世界を旅する、泣き笑い4万キロ 著者:諸岡 なほ子 |
↑ミステリーハンターである諸岡なほ子さんの著書。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント