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2006年4月 3日 (月)

ござる乃座35th

Img_1098_1_1 29日の宝生能楽堂公演を観てきました。

毎回、パンフレットはちょっと凝っているのですが、今回は特に変わってました(右)。
反射してるのを見ればわかるとおり、黒い棒の部分はツルツル仕様です。
デザインは、いつもの野村葉子さん。
→萬斎氏の妹さんらしいです。お姉さんかと思ってましたが。

演目が『井杭』ということで、算置(さんおき)という占い師が出てきます。
狂言に出てくる専門職って、大抵、胡散くさい(山伏とか)ですけど、これは珍しくちゃんと当たります(笑)。
「一種の庶民版陰陽師」(パンフレット中。by萬斎氏)ということもあり、こういうデザインになったようです。

『井杭』
井杭:野村裕基(萬斎の長男。今年7歳)
何某:野村万之介 算置:野村万作 後見:野村萬斎

初見。
とにかく裕基くんが主役。とても楽しそうな役(笑)。

あらすじ(なるべくハショリます)・・・・・☆
井杭を贔屓にしてくれてる何某は、いつも頭を軽く叩く(愛情表現?)。
それをわずらわしく思っていた井杭、かぶると姿が消える不思議な頭巾を手に入れる。
この頭巾をかぶった井杭を探す何某。
そこへ通りかかった算置に占って探してほしいと頼むが。。。

・‥…━━━☆

いつも頭をたたかれる井杭のかわいらしい仕返し。
見えないことをいいことに、いろいろいたずらも(=^^=)
普段、扇子で肩を叩くという仕草のときは遠慮がありますけど、裕基くんはほんとに叩いてました(笑)。
お芝居とはいえ、おじいちゃんや大おじさんをからかえるなんて、裕基くん的にはたのしー役ですよね~。

『六人僧』
参詣人:野村萬斎
参詣人:石田幸雄 参詣人:深田博治 妻:高野和憲 妻:竹山悠樹 妻:月崎晴夫

「近年、父が積極的に取り上げて上演の機会が増えた曲」(by萬斎氏)だそうです。
ただ笑えるだけじゃなく、最後がピシッと締まる曲で、なかなか深いです。
万作氏が取り上げるのもわかる気がします。
上演時間もちょっと長い50分です。
落語の『大山詣り』の原作だそうで、和泉流のみの曲。

・‥…━━━☆

そうそう!この日は田中真紀子夫妻が来てましたよ(旦那さんの名前が思い出せない^_^;)。さすがに正面席でした。

萬斎ハムレット 萬斎ハムレット

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これも観に行きましたd(^-^)
おもしろかった!デス。

オイディプス王 オイディプス王

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麻実れいさんが素晴らしかった( ^ー゜)b
それにしても重かった。。

DVD:オイディプス王 アテネ公演

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