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2006年6月24日 (土)

馬と少年(ナルニア国ものがたり)

これ、ナルニア国ものがたりの5番目に出版された本です。
タイトルだけだと、ナルニアってわからないかもなぁ。
ものがたりの年代順としては、『ライオンと魔女 』の次、3番目です。
※くわしくは→ナルニア国物語(本)

※関連:映画『ライオンと魔女』感想

馬と少年 馬と少年

著者:C.S. ルイス
販売元:岩波書店
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『ライオンと魔女』で、ペベンシー兄弟がそれぞれ王、王女となりましたが、その統治時代のおはなしです。
なので、エドマンドや、スーザン、ルーシーもすっかり落ち着いた要人として、ちょこっと登場します(ピーターは近況だけ ^_^;)。

主役は、シャスタという男の子です。
そして、ひょんなことから、一緒にナルニアへ逃亡することになった「ものいう馬」ブレー(見た目、立派な軍馬!オスです)。
あと、途中から同行することになったおひめさま(でも、なよなよなんてしちゃいません!)、やはり逃亡中のアラビス。
そして、やっぱり「ものいう馬」のフイン(おんなのこ)。

もちろん、アスランは出てきます。
どこかはお楽しみに!(^_-)

ナルニア7冊の中では地味なおはなしかもしれませんが、私はおもしろく読みました。
戦いも、ちょこっと終盤ありますが。
(そういえばディズニーは、7つのはなし全てを映画にするんでしょうか?)

やっぱり、「ものいう馬」なんてのが出てきちゃあ、わくわくするじゃないですか!(^^)b

おはなしは、ナルニアではなく、カロールメンという国から始まります。
この国は、頭にターバンとか巻く習慣がある国で、ちょっとアラビアンナイトみたいな異国情緒ある挿絵もたのしーです。

これは、このおはなしだけに限らないけど、話し手であるC.S.ルイスの、たまに挿入される言葉も、ちょっとおかしかったり。
おじーちゃんみたい(=^^=)

以下は、読んだことがある人だけ、どうぞ。。。

そういえば続々と映画化されてますが。
全作やるのかなぁ?
この『馬と少年』なんて地味な気もするけど(^_^;)

※関連:映画『カスピアン王子の角笛』感想

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後半、ブレーがアスランについて話すところがあります。

ナルニア人ではないアラビスには、なぜライオンを敬うのかがわかりません。
ブレーはナルニアの馬ですけど、アスランを見たことがあるわけじゃないので、ライオンとは呼んでるけど、自分と同じ、けものなわけがないと言います。
そこへアスランが来るのですが。。。

アスランは、「ほんもののけもの」だって言いますね。
これって、イエスに通じるのかな?と今回読み返して思ったり。。。

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