ゲド戦記(2)こわれた腕環
読み終わってみて、好きだなぁと思いました。
1巻よりは薄いんだけど、おもしろくて、あっという間に読んじゃいました(^^)b
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ゲド戦記 2 こわれた腕環 著者:アーシュラ・K. ル・グウィン |
これ、ゲド(青年)も出てきますけど、ほとんど、巫女の少女アルハの物語です。
いきなり、この巻だけ読んでも平気だと思います。
1巻は、ちょっと難しいとこもありますが、これはおすすめですd(^-^)
テナー(後のアルハ)は、大巫女の生まれ変わりとされ、5歳という幼いうちに、親から離されてしまいます。
そして、大巫女になるため、狭い世界で成長したので、世間慣れしてません。
でも、そんなアルハ、かわいいなぁと思いました。
子どもらしーというか。
ゲドは、この隔絶されたアルハを自由な世界へ助け出すことになるのですが、1巻の少年の頃と違って、格段に、落ち着き、包容力が増して大人物になった感じ( ^ー゜)b
そんなところも、好きだなぁと思った理由です(^-^)
自由は与えられるものではなくて、選択すべきものであり、しかもその選択は、かならずしも容易なものではないのだ。
1巻のさし絵(ルース・ロビンス)、版画っぽくて素敵だなぁと思ってましたが、2巻はまた違う人(ゲイル・ギャラティ)。
ちょっと感じは違いますが、こちらも素敵。
※関連ページ
ゲド戦記(1)
映画『ゲド戦記』見ました。。。
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