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2006年10月21日 (土)

万之介狂言の会

12日に行ってきました。

ここのところ、宝生能楽堂へ行っていたので、国立能楽堂は久々でした。
そうしたら、いろいろリニューアルしてました!

私が気に入ってた廊下のソファーが新しく。
以前の方が座り心地は良かったのですが、ちょっと沈みがちで古そうだったからなぁ。

見所の椅子も。
背もたれ裏に、なにやら画面が。
字幕でも出るのかな?
→そのようです。
HPに書いてありました。
11月17日から使えるらしいです。
NHKのニュースで言ってましたが8000万だとか!

ミ☆  ミ★  ミ☆  ミ★

『筑紫奥(つくしのおく)』
奏者:野村万作
丹波の百姓:深田博治 筑紫の百姓:月崎晴夫

初見。
お百姓たちが上納しに行ったときの出来事を取り上げた狂言。
なんというか、他愛ないですd(^_^)
みんなで笑い合うというおはなしなんだけど、大事件ではない些細なエピソード。
狂言らしいなぁ。

筑紫のお百姓は、柑類を上納するので、棒にぶら下げた“藁に入った納豆”みたいなのを担いでました。
それに、みかんの葉っぱが刺さってたのですが、かわいらしかったデス(^.^)b

みなさんの装束、新調されたようです。
深田さんが着てたのは桃色に鳩(?)が飛んでて、またかわいらしかった。
月崎さんのと色違い。
月崎さんは全体的に落ち着いた色。

お百姓さんたち、上納なので、いつもより立派な格好なのですが、色の組み合わせがカラフル。
主とか大名より、太郎冠者とかの色の組み合わせが毎回たのしみですd(^-^)

・‥…━━━☆

『咲華(さっか)』
太郎冠者:野村万之介
主:高野和憲 咲華:深田博治

太郎冠者「また呼ばる」。
万之介さんの太郎冠者は、とってもお茶目。

太郎冠者が、咲華とふたりだけになって相手をするとき、偽者の伯父と知って、急に馴れ馴れしく肩をたたくところとか、おかしいなぁ(=^^=)

ほんとに何回観てもたのしい(^^)b
万作さんの太郎冠者、万之介さんの咲華を以前、観たことがあります(別々のとき)。

・‥…━━━☆

『蝸牛(かぎゅう)』
山伏:野村萬斎
主:野村万之介 太郎冠者:石田幸雄

太郎冠者「雨も風も吹かぬに出ざかま打ち割ろう」
山伏「でんでんむっしむし~」

これを観ると、思わず口ずさみたくなります(笑)。

この日はちびっ子もいたようで、楽しそうに笑ってました。
これも、何回観てもたのしいです。

萬斎氏のキレのある動きを見せてもらいました(^.^)b

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