映画『たそがれ清兵衛』

テレビでやったので、見てみました（’02年作品）。

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山田洋次監督がこだわったという主人公（真田広之）の月代にも髪が生えてる鬘・・・。
※画像クリックのジャンプ先に拡大あり。

うーん・・・。
私もオットも、やっぱり抵抗アリです。

いくら、奥さんが長患いで亡くなり、モウロクし始めた母親と幼い娘が二人いて、身なりを構う余裕が無い設定とはいえ、武士にとっては、最低限のエチケットではないかと思われ。。
うーん、どうだろ？？
ま、公式HPとか見ると、監督的には、制約の多い時代劇に挑戦したかったんでしょうねぇ。

宮沢りえ（飯沼朋江役）が、安定感があるというか、慣れてるというか、見てて安心な演技でした。
この映画では、数々の賞を取ったというのも、納得な感じです。
＊参照：ウィキペディア（宮沢りえ）

子役の二人（姉：伊藤未希、妹：橋口恵莉奈）がスンバラしかった。
特に、恵莉奈ちゃん（＾＾）ｂ
こういうキャスティングが山田監督なのかな？と思ったり。

途中までは良かったけど、最後がこんな終わり方！？という感じでした。
ま、ナレーションが、後の以登（妹）の岸惠子さんだから、登場しないわけにもいかなかったのかもしれないけど、登場しなくても良かったかも。

まだ健在だった故丹波哲郎氏が出ていて、なんだか感慨深かった。

最後の対決の方（余吾善右衛門：田中泯）、見たことないなぁと思いましたが、舞踏家・舞踊家なんですね～。
＊参照：ウィキペディア（田中泯）

●主題歌
井上陽水のアルバム『カシス』（←ジャンプ先で試聴可）
に収録「決められたリズム」。
追記→シングル『飾りじゃないのよ涙は 』にも収録されてるけど。
上記『カシス』ジャンプ先、カスタマーレビュー（まっつぁさん）によると、アレンジが違うとか。
試聴部分（出だし？）だけ聴くと同じみたいだけど。

※関連ページ
『隠し剣鬼の爪』

※真田広之氏関連ページ
『亡国のイージス』
『ラスト　サムライ』

●原作

たそがれ清兵衛 (新潮文庫) 著者：藤沢 周平 販売元：新潮社 Amazon.co.jpで詳細を確認する

表題作のほかに、一緒に収録されている「祝い人助八」も。

『竹光始末 』この表題作も。