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2007年2月 3日 (土)

魂萌え!(NHK)

やっと見ました。
高畑淳子さんが主演なんてすごいなぁと思って、見るの、楽しみにしてました(^.^)b

おぉ~!DVD出たんだ!

魂萌え! [DVD] 魂萌え! [DVD]

販売元:NHKエンタープライズ
発売日:2008/04/25
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1話とか、おそろしいほどリアルだ。。。(^_^;)

私はふつーに妻だからか、もっぱら妻:敏子(高畑淳子)サイドで見ちゃいましたねぇ。
相対する愛人:昭子(高橋惠子)も、全然“日陰の女”的控えめさが無かったですし(^_^;)

しかし、10年も何食わぬ顔で、よその女と付き合ってたなんて、かなり来ますよねぇ・・・。
ましてや、当人死んじゃってるんですもん。
生きてれば、なじれこそすれ。。。
妻とすれば、ものすごい衝撃ですよ。。
隆之(大和田伸也)許せませんねぇ。

でも、昭子の「あの人(妻)と私と、どっちの方が悲しいのかしら・・」にはちょっと考えちゃったなぁ。。。
同一人物にはなれないわけで、どちらとは、いつまでもわかりませんよね。

隆之が退職の日、妻にも愛人にもいい顔してたというのには唖然。。
結局、二人とも男を見る目が無かったって、そんなオチっ!?って思いましたが、そう簡単でもなかった。。。
昭子が、隆之は楽しそうにはしていても、ふと、「おかしな状態に、はまっちゃった」みたいな顔をしたって言うのを聞いて、「あぁ~、人ってわかってても、あほなことしちゃうもんなのかも」って思いましたよ。

昭子の気持ちは、最後にとっても伝わってきました。
頭じゃ悪いとわかっていても、仕方なく、どうしようもないことってあり。。。
昭子も悪いとは言えないなと。

・‥…━━━☆

塚本(村井国夫)の言葉は、聞いてて、もぞもぞっとしちゃいましたが(笑)。
しかし、ホテル取ったって言ってたけど、一線越えちゃったの??
自分がされて辛かったことを、また人にしちゃうっていうのは皮肉なもんです。
ま、どっちにしても、続けはしなかったわけですけどね。

最後、娘:美保(酒井美紀)が実は父親の不義を知っていて、それが原因で家を出たというのには、やられたって思いましたね。
あ~、実に娘らしい行動だと。

途中、どうなるかと思ったけど、最後には、敏子と一緒に心が軽くなった気がします。
うん、おもしろかった(^-^)

これ、敏子と同世代の女性には、余計におもしろいんじゃないかと思います。

しかし、作者の桐野夏生女史は今年56歳だそうですけど、想像だけで、こんなこと書けるのかな?
それくらいの年になると、想像だけでもわかるのかな?

原作はこちら魂萌え!〈上〉 (新潮文庫) 魂萌え!〈下〉 (新潮文庫)

あ!これ、毎日新聞に連載されてたんですね~。
じゃ、知ってる人もたくさんいるんですね。
映画化って言ってたけど、なんだ!もう公開されてるんだ。
それにしちゃ話題を聞かなかったな・・。むむ。
NHKのスタジオパークに風吹ジュンさん出てたけど。

敏子役は風吹ジュンさんで、昭子役は三田佳子さん。
うーむ、これ、逆の方が良かったんじゃないかな??
ワタクシの個人的なイメージですが。
私も原作読んでないので、また違うのかも知れないけど。

そしてっ!夫:隆之役、寺尾聰氏ですってよ!
うーん、寺尾氏って、あまりにもいい人のイメージで、いくら思いがけなくとは言っても、不倫なんて全然しなさそうに感じる。。
そこへいくと、大和田伸也氏はなんかしてもおかしくなさそうな感じ?(笑)。
いや、実生活でもというわけでなく、今までの役の感じから(汗)。
ごめんなさい(〃_ 〃)ゞ

NHKのキャスティングは、実に合ってた感じがしますね。

映画のキャッチコピー、いきなり「あなたの妻でいて、幸せでした。」って、ちょっとどうかと思っちゃいましたが・・・。
後に、「今、私のもうひとつの人生が始まります。」って続くんですけど・・・。
これじゃ、結論過ぎな感じ。
もっと、どうなっちゃうのかわからない感じの方が。
ま、いーんですけど。

どなたか、映画見ましたか?

・‥…━━━☆

杉浦太陽(長女の同棲相手)、ひさびさに見た!
うちでは、『てるてる家族』でおなじみでしたd(^-^)

山本太郎のウィッグがか・な・り不自然だった(^_^;)

仁科亜季子さん(敏子の同級生)のお芝居、初めて拝見しましたが、なんか声が想像と違ったなぁ。

※NHKドラマ関連ページ
ドラマ『クライマーズ・ハイ』

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