三毛猫ホームズの推理
なんか、「肩が凝らなくて、ちょっと楽しい」みたいなミステリーが読みたいと思い、久々に読んでみました。
初めて読んだのは、中1だったかな?
小さいころに見た、石立鉄男主演(片山義太郎役)のドラマ(参照:ウィキペディア:三毛猫ホームズシリーズ)がおもしろかった記憶があったので(話の内容は覚えてなかった)、夏休みに買ってもらった本です。
なんか、改まって買ってもらった初めての本だったので、よく覚えてます。
でも、読み進んでいくうちに、中1の私には早かったかなぁと、ちょっと後悔。
それというのも、女子大生の売春の話で(;^_^ A フキフキ
でもこれが、三毛猫ホームズシリーズの記念すべき第1作なんですよね~。
神経質な私は、ちゃんと1作目から読みたかったんですが、いきなりこんなだったもんで、ちょっとショックでした。
これ以降は、そうでもないですd(^_^)
それだけじゃなく、ドラマを先に知ってたので、出演者をイメージしながら読んでたのですが、まさか、あんなことになるとは!
(゜ロ゜)
1作目は特に、そんなふうに読むと、びっくりします。
ドラマでは、恋人役だった坂口良子さんと2人で謎を解決していきますが、その役はこの1作目のヒロイン(吉塚雪子)と同じ名前。
2作目からは、新しいレギュラーが登場し、そのメンバーで謎を解決していくという定番(片山の妹:晴美がもっと活躍)になるので、そんな中、この1作目は、ちょっと特別ですね。
ミステリー要素としては、“密室”トリックなのですが、二重になってるところが素晴らしいデス( ^ー゜)b
・‥…━━━☆
中学生のころ、このシリーズはよく読みました。
国語の先生は、「推理小説を2回読む人はいない」って言ってましたけど、私はそんなことなく(笑)、この登場人物たちが好きだったので、何回か読みました。
このシリーズに限りませんが、登場人物が好きな推理小説は、繰り返し読んでますね(^_^;)
それに、読んで初めて知ったことも、結構多いし。
読んでると、赤川次郎氏の引き出しが垣間見られます。
年くってから読むと、この『推理』に出てくる「トスカ」とか、「ラフマニノフ」とか、わかるようになってたり。
『トスカ』は高校の音楽の授業でマリア・カラスの録画を見ました。
参考:『プッチーニ:歌劇《トスカ》 』
マリア・カラス「永遠のディーヴァ」(没後30年ベスト)(DVD付) アーティスト:カラス(マリア) |
えぇ~、マリア・カラスが亡くなって、もう30年も経つの?
でも、この人による映像だったと思うけどなぁ。
「ラフマニノフ」といえば、『七年目の浮気』 でもわかるように、ムードを盛り上げる曲。
マリリン・モンロー演じる娘には効果なかったけど(^.^)b
↓去年、こんなの出たんですね~。
愛蔵版 三毛猫ホームズの推理 著者:赤川 次郎 |
私が持ってるのは、光文社文庫『三毛猫ホームズの推理 』
・‥…━━━☆
続けて『三毛猫ホームズの追跡 』(2作目)も読みましたが、「アベック」という言葉が出てきて、笑えた。
昔っぽい(笑)。
→てゆーか、それ以降もバリバリ出てきますね^m^
【追記】
今読むと、晴美を始め、出てくる20代(ほとんどは前半?)の女の子たちがすごくしっかりしてる。
最近の子は、こんなにしっかりしてないかも(^_^;)
そして、30過ぎをすごく年寄り扱い?(29才の片山義太郎もだけど)。
なんか、感覚として、今とはちょっと違うかもと思った。
要するに、最近は、大人になるのが遅いってことかも。
・‥…━━━☆
赤川氏も、今年59歳ですねぇ。
今でも、シリーズ続いてるんですよね~。
でも、私が読んでたのは『三毛猫ホームズの四季 』までだなぁ。
→【追記】8/14?
今回、この『四季』まで読み返してみましたが・・・
この話の犯人、感じ悪い...(-_-;)
ま、そもそも殺人事件なんだから、いいことではないんだけど、これまでは特に感じなかった。
私が女だからなのか、すごく嫌な感じ。
持ってるのを全部読んじゃったら、ひさびさに買ってみようかと思ってたけど、ここで止まっちゃったのが、なんかわかった気がしたかも。。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
映像で、今でも売ってるのは陣内孝則・葉月里緒菜(兄弟役)主演の『三毛猫ホームズの推理 ディレクターズカット 』だけなんですね。
石立・坂口主演(恋人役)以外には、三浦洋一・小林聡美(兄弟役)主演も。
あぁ~、石津刑事は宍戸開だぁ~。
こちらも、懐かしいデス(^.^)b
*詳細はこちら→ウィキ(三毛猫ホームズシリーズ)
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