野村狂言座(第41回)
16日に行ってきました。
素囃子「神舞」
おぉっ!藤田六郎兵衛氏(笛)だ(゜ロ゜)
太鼓:柿原光博 太鼓:小寺真佐人 小鼓:幸 正昭
『歌争(うたあらそい)』
何某:野村万作
何某:深田博治
この日、万作氏の肩衣は花のマンサク(^.^)b
深田氏は水仙。
春だわ~(^O^)
こういうとこも狂言の楽しみですよね~。
初見。
「そこにも土筆(つくし)があるから、踏まないように」なんて言い合ったりして、最初のうちはおだやか~な気分に。
でも、そのうち揚げ足とり合戦みたいになり・・・(^_^;)
『咲嘩(さっか)』
太郎冠者:野村万之介
主:高野和憲 咲嘩:石田幸雄
何回観てもおもしろい狂言デス(^^)b
今回は脇での観賞でしたが、万之介さん(太郎冠者)が咲嘩を間に挟んで、ちゃんと主を覗き込んでから、主のまねをするのを目撃。
おかしかった~。
『越後聟』
聟:野村萬斎
舅:石田 太郎冠者:月崎晴夫 勾当:万作
初見。
以前、萬斎氏が自分も年を取ってきたので、もうなかなか聟は出来ないというようなことを言ってたので、めずらしいなぁと思ってましたが。
→でも、このときの装束は、濃い桜色の素襖で初々しかったですゾ(^.^)b
観てるうちに納得。
ほかのムコのように偉ぶって、太郎冠者に酌を要求したりも無し。
ただのムコではなかった!
越後の聟ということで獅子舞を所望され、衣装替えのためいったん引っ込みます。
そのときも、橋掛かりを側転しながら(5回くらい)退場!
タマげました。
再び登場した獅子舞姿は、「鞍馬天狗!?」という感じ。
(1日後にはドラマ『鞍馬天狗』開始だったし?)
というのも、赤頭の下は、赤い布で覆面していて、眉毛と目だけ見えてました。
あとは、金色の扇2枚が、獅子の開いた口みたい。
さて、獅子舞をするうち、頭を床につけ始め。
えぇっ!?と思ってましたが、ほんとにやっちゃいました。
→今度は「にしおかすみこっ!!??」という感じ?(^.^)b
萬斎氏は慎重に慎重を重ねた感じだったので、にしおかよりは遅かったかも。
なんてアクロバティックなんだと思っていたら、なんと!
今度は舞台から橋掛かりの欄干を飛び越えましたよ!
思わずワタクシ、「どわっ!」。
いやぁ、びっくりしました~。
あれは、誰でもできる技じゃありませんね~。
ちなみに、聟は酒樽と魚と花を一枝持ってきましたが、花は「ん?椿?」と思ってたら牡丹でした。
ビラビラしてて、ちと、くたびれてる感じでしたが、牡丹じゃ仕方ないかも、とちょっと納得。
鞍馬天狗 販売元:NHKエンタープライズ |
時代劇マガジン Vol.17 (タツミムック)
↑『鞍馬天狗』も。表紙左下には画像も(ジャンプ先で拡大)。
いつも1月に宝生能楽堂へ行くとお飾りが。
舞台にも。
あれって、1月中はずっとやってるのかな?
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