映画『劔岳 点の記』
公開前から気になってましたが、やっと鑑賞。
剱岳 点の記 オフィシャルガイドブック 販売元:扶桑社 |
気になってたので、番宣とかあったら、ぜひ見たい!と思ってましたが、全然で
公開前にあったのは、夏八木勲氏と木村監督の『徹子の部屋』出演くらい?
フジテレビが絡んでる映画なんですけどねぇ。。
やっと、公開約1週間後、『公開記念番組南原清隆の伝説の映画野郎SP』(フジ)が放送。
それにしても、派手な宣伝は、ほとんど無かったような。。
監督は、全国駆け回ったようですけど。
ま、まず監督ありきな企画でしたしねd(-_^)
リンク: 69歳の木村監督、自腹で購入した宣伝カーで全国行脚に挑戦! - シネマトゥデイ.('09/01/29)画像あり
リンク: 皇太子殿下とともに浅野忠信、香川照之が『劔岳 点の記』鑑賞!木村監督も緊張し過ぎて… - シネマトゥデイ.(6/17)
チャリティー試写会。へぇ~、こんなのあったんだ。
ちなみに、『徹子』出演時、監督、かなり、しゃべってましたな(゜ロ゜)
あの徹子氏が、押されてましたもん(^_^;)
宣伝は地味だったにも関わらず、公開1ヶ月を過ぎても、ランキング8位!(7月28日付興行通信社調べ)
というか、公開以来ずっと、ベスト10入りだった気がする。
見る前から、どういう層に人気なのかは、だいたい想像はつきましたが。
例によってレイトショーで見ましたが、それにも関わらず、白い頭の方々がいっぱい!
とゆーか、うちら夫婦以外ほぼ?(゜ロ゜)
でも、安心して見られる映画ですもんね(^^)b
つい先日(7/30)は、大ヒット御礼舞台挨拶が。
リンク: 松田龍平、『劔岳』の映像は「全部、フルCGです」とやけくそ発言!? - シネマトゥデイ.
でも、そろそろ公開終了ですかねぇ。
見ようと思ってた方はお早く!
あの、キャスト・スタッフが命を懸けて(そう言えるよね!)手に入れた、壮麗な映像!!
どうせ見るなら、やはり映画館の大スクリーンでd(^-^)
上映中の作品スケジュールは劇場ページでチェック!
そうはいっても、景色だけの映画ではなく、人間ドラマもあり。
浅野忠信氏演じる柴崎芳太郎は新婚という設定で。
宮﨑あおいちゃんが新妻役でしたが・・・
見ているこちらが、もぞもぞしちゃうくらいのラブラブぶり!
→でも私だけ?(^_^;)
人生の大先輩である方々には、大変ほほえましい感じなのかな?
リンク: 宮崎あおいに「あんまり見つめないでください」とお願いした…デレデレの木村大作監督 - シネマトゥデイ.(6/2)
※関連ページ:あおいちゃんの髪型
そうそう!
松田龍平くん演じる生田信役も新婚で。
作品中で、こどもが生まれるということになってましたが。
実生活でも先月、ほんとに女の子のパパになりましたね~(^.^)b
松田龍平パパ笑顔、木村監督が気持ち代弁 - goo 映画(7/31)
テレビでも見たけど、「監督、何かお祝いの言葉を」というリポーターに、「こんな壇上から言うことじゃないだろっ!」
↑確かに、そうかも(^_^;)
そのあとに、代弁して「うれしいに決まってんじゃねーか!」って言ったのね
誰かが行かねば、道はできない -木村大作と映画の映像- 著者:木村 大作,金澤 誠 |
私、木村大作監督と言われても、ピンと来なかったのですが。
長年、撮影監督として、やってこられたんですね~。
※監督としては今作が初。
代表作として、映画『八甲田山』も!
八甲田山 特別愛蔵版 [DVD] 販売元:M3エンタテインメント |
私、何歳のときだったか、観た記憶があります!!
ものすごく小さかったと思うけど、ショーゲキでしたね~。
細かいことは覚えてないけど、おぼろげに。
「ほんとの寒さって、こんななんだΣ( ̄ロ ̄lll)」ってコワかったですもん!(東京生まれだし、極寒なんて知る由もなし。)
監督、『徹子』出演時におっしゃってましたが。
この作品も、過酷な環境での撮影。
役者さんたちが寒さで動けなくなったので、なんとか動かすために、木村氏、仕方なしに腰まで水の中に浸かってみせたって(「カメラの向きがこうなので」って)。
あ、『赤い月』もそうなんだ!
※関連(^_^;)ページ:映画『赤い月』
高倉健さん主演『単騎、千里を走る。 [DVD] 』もそうなんだ。
健さんとは、やっぱり御縁があるんですね~。
監督、仕事が無かった時期もあったそうなんですが。
(なんか、わかる気もする。ナンチテ)
健さんに、励ましのお手紙を頂いたんですって(『徹子』話)。
それにしても、監督、
理想の画を撮ることに命懸けてますね~(しみじみ)。
「本当の場所で撮影という形でやらないと誰も観に来ませんよ」と企画の段階で主張された*ということですが。
確かに、それで観に行こうと思いましたわ( ^ー゜)b
*映画パンフレットによる。もちろん(?)購入。
ちなみに、パンフレットは、思いのほか大きかったです。
剣岳を含む峰々が表紙・裏表紙、見開きに、ばーんっ!と( ^ー゜)b
そうそう!
出演者たち、監督に相当すごい要求をされたんだなぁというのも(;^_^ A フキフキ
演技的ではなく、画的に。
ふつう、オブラートに包んだ言い方すると思うけど、ハッキリ言われちゃってます(^_^;)
そんなエピソードは以下にも
リンク: 浅野忠信、超過酷な日々に「やばいな…!」針の山での撮影を語る! - シネマトゥデイ.(3/6)
リンク: 浅野忠信、ギリギリの撮影敢行で、印象に残った木村大作監督の言葉は「バカヤロー!」 - シネマトゥデイ.(4/28)
※関連ページ:浅野忠信
小島烏水役の仲村トオル氏。
スケジュールがキツかったので、出るの迷ったそうですが。
そうですよね~。なんだかんだ、出ずっぱり?
『少林少女 コレクターズ・エディション [Blu-ray] 』('08)
『K-20 怪人二十面相・伝 通常版 [DVD] 』('08)
ドラマ『チーム・バチスタの栄光 [DVD] 』('08)
親友:香川照之氏からの連絡で決めたとか。
それも、監督からの指令だったらしいですが(笑)。
柴崎の先輩(古田盛作)役:役所広司氏も出演。
カッコイー役(^^)b
観ながら、案内人の一人、見たことあるなぁ、と思ってたけど・・・
最後の最後にわかった!(何しろ、ヒゲだらけなので^_^;)
仁科貴氏ね~。
※関連ページ:市川崑監督、逝く
同じく案内人役の蟹江一平氏って、蟹江敬三氏のご子息だぁ~。
参照:ウィキペディア「蟹江一平」
あぁ~、昔は敬三氏、悪役多かったかぁ。。
あ、結婚も(^.^)b
関連リンク: 浅野忠信、登山経験はなくとも前人未踏の「劔岳」に挑んで命をかける! - シネマトゥデイ.(1/28)
うーん、
内容に関しては、あんまり、しのごの述べるのは控えます。。
何しろ、すごい映画
まさに、スタッフ・キャストがひとつになって出来あがったんだと、観る側も実感できる映画。
(そりゃ、なんの作品も、そうかも知れないけれど。)
観ながら、撮影最中のことに思いを馳せちゃうような映画。
本当に、実際の場所へ行って、なおかつ、順撮りをしたという、“過程”に意味のある映画。
映画史に残る映画と言ってもいいかも。
ムチャクチャさ加減から言っても?
あ、
ライチョウって、ヘンな鳴き声なんだな。
▼原作本
ちょっと前までは、廃刊みたいな扱いだったけど
著者の新田次郎氏って、気象学者だったんですね~。
映画『八甲田山』の原作『八甲田山死の彷徨 (新潮文庫) 』も、そうだったんですね~!
木村監督、新田氏の原作とは御縁があったようで、『聖職の碑 (講談社文庫 に 4-2) 』の映画化('78)の際もカメラマンを。
今回、息子さんである藤原正彦氏に映画化を申し出たら快諾されたとか。
そうそう。
香川氏演じた宇治長次郎さんって、ほんとの山案内人で、“長次郎谷”と命名された渓谷があるんですね~。
もうひとつの劔岳 点の記 著者:山と溪谷社 |
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